こんにちは!農家ライターの田村です。
今日は、飫肥小学校の生徒が取り組むチャレンジについてご紹介。その名も「飫・結・肥(おむすび)プロジェクト」です!
このプロジェクトでは、生徒がモチ米の種まきから田植え、収穫、餅つき大会までを自分たちの手で行います。
このプロジェクトは飫肥小学校の5年生が対象。10年前から続いている取り組みで、JA青年部と城下町飫肥まちづくり協議会がサポートしています。

今年も4月15日に種まきが行われ、プロジェクトがスタート!子どもたちは自らの手で苗箱に土を入れて種をまき、苗を育てる準備をしました。
約1ヶ月間、子どもたちが水やり等の管理を行ったおかげで、立派な苗が完成しました!

そして、そして!待ちに待った田植え当日!!
5月18日(火)天候は…雨…(泣)
例年より19日も早い梅雨入りの影響で、楽しみにしていた田植え授業の時間が無くなってしまいました…。生徒たちもショックだったようです。
それでも田植えはしなければならないので、JA青年部で田植え機を使い、夕方から田植えをする事になりました。
すると!夕方になると雨が上がり、田植えができる環境に!
加えて、時間のある生徒や先生が集合して、「放課後田植え体験」を開催できることになりました!
本来はすべて手で植える予定でしたが、今回は田植え機があるので、参加した生徒は田植え機の運転も体験しました。
田んぼの中は運転免許が必要ないので、子どもも運転ができるんです!

もちろん一部は手で植えて、みんなはしっかりどろんこに!
一部の生徒しか参加できず残念でしたが、参加した生徒にとっては初めてのどろんこ体験や田植え機の運転など、刺激の多い貴重な時間を過ごせたかと思います!

お米を種まきから始め、どろんこになり、収穫まで行い、最後に皆で食べる。こんな貴重な経験ができる小学生は全国的に見てもかなり少ないと思います。
生徒たちにとって、農業や地域、食のことを考えるきっかけとなり、より良い社会を作れるよう一緒に頑張ってくれると嬉しいです!
次は10月の稲刈り!秋空の下、皆で収穫できるといいですね🌞
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